今後の害獣駆除

山村部で減少する担い手

害獣の被害は以前から、山村部で多く発生していました。害獣駆除も多くは山村部で生活する人たちによって行われてきました。しかし、昨今の少子高齢化、また人口の流出などによって山村部で生活する人も著しく高齢化、人口の減少に襲われました。このことにより、害獣駆除が以前ほど行えなくなり、害獣の被害もまた深刻なものになっています。最近では、害獣駆除に行政の手が入ったことにより、新たなビジネスに生まれ変わろうとしているところもあります。しかし手が回りきっていないのが現状であると言えます。山や農地の管理者の減少により、害獣駆除もまた担い手の減少に悩んでいます。現状では行政による指導や人材の派遣に頼らざるをえない状況です。

今後の害獣駆除についての予測

今後も山村部での人口減少により、害獣駆除はさらに適切に行われなくなる可能性が高いと言えます。しかし一方で明るいニュースもあります。駆除した動物を料理にするといういわゆるジビエ料理の需要が高まっているという点です。これにより、供給される鳥獣も増えており、それに携わる人も収入を得やすくなっています。また、国が奨励する地域おこし協力隊という制度によって、都会の若い人たちが山村部に移り住み、害獣駆除を行っている自治体もあります。この2点は、今後も急速に拡大すると見られており、これにより害獣駆除もこれまでよりは適切に行われるのではないかと思います。むしろこの2点の政策を積極的に行う事こそ担い手の減少の問題を食い止める手立てだと思います。